千葉県で外壁塗装にピッタリの季節はいつ?

塗装工事を行うにあたってベストな季節はあるのでしょうか?

 

季節に関わらず塗装をしっかり仕上げるには、気候条件(気温・湿度)が適切な日に塗装工事を行うことが重要です。具体的には「気温5℃以上、湿度85%以下」という条件をクリアできれば、年中いつでも外壁の塗装工事は可能です。

 

そのため、気温が一定以上で空気が乾燥している季節、すなわち春か秋が望ましいとされます。

 

逆に塗装に適さない気候条件は以下の通りです

 

塗装ができない気候条件の一覧
  • 気温が5℃以下
  • 湿度が85%以上
  • 外壁面に結露が発生していたり、霜が降りている場合
  • 雨や雪が降っている場合
  • 強風が吹いている場合

 

「気温5℃以下で湿度は85%以上」だと乾燥が遅れます。雨や雪の状況下で行うと、塗料に水が混ざることで仕上がりが悪くなり、十分に乾燥しないうちに重ね塗りをすることで、完成後に塗装が剥がれやすくなります。

 

また、強風時では飛んできたホコリやチリが塗料に含まれ、塗装の効果を低下させます。

 

千葉県は2005年から2014年までの10年間で雪が降った日が114日と少ないため、雪による影響は心配はないでしょう。

 

千葉県は外壁の劣化が起こりやすい地域です

千葉県は太平洋沿岸地域に位置することから、紫外線や雨にさらされることが多く、さらに周囲を海に囲まれていることから「塩害」も加わり、外壁の劣化が起こりやすい地域です。

 

10年が外壁塗装のタイミングとされますが、千葉県内にお住まいであれば新築、前回の塗装から8年ほど経過しているなら業者に確認してもらいましょう。

 

早めの対策があなたの資産を守ることにつながります。

 

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季節ごとの外壁塗装を行う場合のメリットとデメリット

春(3・4・5月)の塗装

メリット

気温・湿度ともに安定しており塗装に適したシーズン
天候も安定しているので工事がスムーズに進む
工事期間中、窓を締め切っていても過ごしやすい

 

デメリット

春雨前線によって長雨になり工期が延びる可能性がある
春一番や黄砂によりゴミや砂埃が付着することもある
塗装業の繁忙期となるため、希望日から工事を始められないことも

 

春は予定通りに工事をしたい方や、工事中も快適に過ごしたい方にピッタリです。塗装環境も良く、職人さんにとっても作業のしやすい季節です。

 

ただし、工事が集中する人気の季節のため、着工が予約待ちとなる可能性もあります。春に外壁塗装を行う場合は早めに問い合わせたほうがいいでしょう。

 

梅雨(6・7月)の塗装

メリット

業者の予約がとりやすく、金額が安価になる可能性があります(この時期を避ける人が多いため)
適切な湿度を守り、現在の塗料であれば問題なく工事ができる

 

デメリット

梅雨前線による長雨の可能性があり、工期が伸びる可能性が高い。

 

雨が降ると、塗った塗料が流れおちてしまうため、基本的には雨の日には工事を行いません。そのため梅雨の時期は、工期が予定より延びてしまうことが多いため、工事が長引くのは困るという方は他の季節がいいでしょう。

 

ただし、適切に湿度を守って塗装をすれば、他の季節と比べて、仕上がりに差が出るようなことはありません。

 

夏(8・9月)の塗装

メリット

晴れの日が多い
気温が高いため塗料の伸びも良く、塗料の乾きも早いため、予定通りに工事が進む

 

デメリット

塗装工事中は窓を開けられないためエアコンが必須となる
室外機を養生している場合はエアコンが使えない
台風・ゲリラ豪雨の可能性があり
お盆中は業者も休業となる

 

気温が高い夏は、塗料の乾きが早いので作業が順調に進みます。雨も少ないので大幅な工期の遅れはほとんどないでしょう。

 

ただ、工事中は窓を締めきるので、エアコンの室外機を養生している場合には、エアコンが使えず蒸し暑い部屋の中で過ごすことになります。工事期間中も快適に過ごしたい方は、夏の塗装は少し考えた方がいいかもしれません。

 

秋(10・11月)の塗装

メリット

気温、湿度ともに安定しており工事がスムーズに進む
窓を締めきっていても過ごしやすい季節

 

デメリット

秋雨前線・台風により工期が延びてしまうことがある
塗装業者が繁忙期に入るため、希望どおりの予定で工事を始められないことも

 

春と同じで塗料が乾きやすく、作業がスムーズに進みます。過ごしやすい気候なので、窓を締めきった室内でも快適に過ごすことができる季節です。

 

しかし、台風シーズンとなるので、台風が頻繁に来る地域にお住まいの方は注意が必要です。

 

冬(12・1・2月)の塗装

メリット

窓を締めきっていても過ごしやすい季節
降雪地域以外は湿度が低くなる

 

デメリット

凍結・降雪の可能性があります。
気温が5℃を下回ると施工ができない
天候・気温が原因で工期が延びてしまいがち
年末年始は業者が休業になるので工事がストップする

 

冬は日照時間が短いため、他の季節に比べて作業できる時間が限られます。

 

気温が5℃を下回ってしまった場合は工事が行えず、結露や霜などの影響で、工期が延びてしまうことも多い季節です。

千葉県で外壁塗装のベストシーズンは?

海に囲まれた千葉県は、冬は暖かく、夏は涼しい「海洋性」の温暖な気候です。降水量は夏季に多く、冬季は少ない気候となっています。また雪もほとんど降らないため、外壁塗装は年中可能です。

 

気候条件のみを考えて外壁塗装の時期を選ぶのではなく、コストに注目して選ぶという方法も有効です。

 

例えば、外壁塗装の受注が減る「梅雨の時期」は提示価格が下がるため、安い金額で塗装工事ができる可能性があります。「塗装したいけど、費用面が・・」という人は、梅雨時期も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

知識と実績を併せ持った腕の良い業者を選べば、季節に関わらず質の高い塗装工事をしてくれるでしょう。

 

また、冬は湿度が低いため塗料が乾きやすくなるというメリットがあります。千葉県は積雪量が少ない地域なので、冬に塗装工事を行えるため他エリアより選択の幅が広がります。

 

もちろんどの季節にもメリット・デメリットがありますので、特徴やコストについて考慮しつつ、適した時期を選びたいところですね。

 

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